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表の裏のやっぱり表

えっと、連続でモンハン×BSR小説です。
もうモンハン×BSR3小説でいいんじゃないかと最近思い始めていたところです←
サイトでもその傾向がありつつあるよね ほらアレとかアレとか←
とりあえず三成と家康が可愛いです
刑部も可愛いです
刑部さんの影響か、長谷川さんまで可愛く見えます←(中の人つながり)

そんなわけで今回は刑部さんメインです。。↓
ポッケ村の集会所。
そこは多くのハンター達の情報交換の場であり、酒盛りの場であり、憩いの場所でもある。
ちなみに多くのハンターはみんな酒盛りに来てます。
まったくダメなやつらですね。


「いやあ、こた~、今日もダメだったよ~。」

「・・・・・・。」


"こた"こと、風魔小太郎はわたしの言葉にこくりと頷いた。
クエスト失敗しても慰めてくれるのはこの子ぐらいです。
そしていっぱいクエストに付き合ってくれるのもこの子です。
他の奴らは「そんな下位クエスト自分でやれ。」とか言って相手にしてくれないんです。
酷いよね。主にあの右眼帯なんだけどさ
ちなみにHR7の双剣使いです。


「おお、風魔。ここにおったか。」


のんびりとした声が頭上から降りかかる。
この声は・・・と思って顔をあげればやっぱり。


「あ、刑部さんだ。」


刑部さん、本名大谷吉継。
いっつも宙に浮かんでる台座にのって移動し、これまた背後には宙に浮かぶ数珠球を従えている超超常現象の塊な人。
昔病にかかったらしくてそれ以来大分卑屈な性格になってしまわれたんですが、根はいい人です。多分。
だってあの三成に一番信頼されてるんだもんなぁ。
一応昔ハンターやってたらしいんだけど今は引退してバックアップにまわっている模様。ほぼ三成のだけど。


「小太郎に何か御用ですか?今小太郎はわたしと情報交換にいそしんでいるんですがー。」

「そうか。ではその手に持っている酒はなんだ。」

「酒じゃありませんー水ですー。ちょっと泡立った水ですー。」


何だあの冷たい目は・・・・完璧に信用してないな!
なんか後ろに控えてる数珠が怖いよ。今にもトライアタックとかしてきそうだよ。


「風魔、主に頼みたいことがある。クエストボードに貼っておいたから詳しくはそこを見よ。」

「・・・・・・・。」

「わたしも行っていいですか!!」

「残念ながら、あのクエストはHR7以上からなのよ。」


ヒッヒッヒッと(すこぶる嬉しそうに)笑う刑部さん。
この人いっつも思うけど、ドSだ。しかも超のつく。


「そんなことしたらわたしの話し相手がいなくなっちゃうでしょうが!!」

「心配するな。我が代わってやろう。

チェンジでお願いします。


絶対嫌だ。絶対傷口抉られるもん。ぐりぐりやられるもん。
しかもこの人のことだから酷い抉り方するもん絶対。
―――ああ!小太郎席を立つな!!このドSおじさんと一緒にしないで!!死んじゃうよ!?ラムちゃん帰ったら死んでるかもよ!?


「・・・行っちゃったよ。振り返ってもくれなかったよ。」

「さてさて、何を話そうか。おお、主の苦難している【異常震域】のクエストがよいか。」

「すいませんホントチェンジお願いします。」


ホラ来たよ。さっそくピンポイントで傷口狙ってきたよ。ぐりぐりしてきたよ。


「【異常震域】のクエストは確かに難易度は高いが、ここまで来たハンターなら何の問題もなかろうて。」

「まったくですね。」

主のことを話しておるのだが。


すいませんその氷点下零の視線はやめてください。凍る。
ホントにね、何でクリアできないんだろうね。
ヘタレハンターもいいとこだよね。ホントね。


「・・・そういえば、三成もそこで苦難しておったわ。」

「え、そうなんですか?」

「主ほどではないがな。それでも最後はちゃんとクリアしていった。」


そうなんだ。三成も苦労してたんだなぁ・・・。


「・・・・主に足りないのはその精神よ。精神力のない輩にハンター業は務まらぬて。」

「ですよね・・・。」

「だが、主が格別そこらのハンターより劣ってるとは思わん。」


刑部さんは無表情ながらもわたしを真っ直ぐ見据えている。
わたしも思わず刑部さんを凝視してしまった。
つかこんな刑部さんのこんなデレ・・・初めてなんだが!!あ、すいませんやっぱり目が怖い。


「せいぜい精進するがよいわ。さすればいつかはクリアできるやも知れぬぞ。」


ヒッヒッヒッとまた卑屈に笑う刑部さん。
台無しなんだけどその笑い方。
でも、励ましてくれたんだよね。


「刑部さんありがとう!!」

『ガバッ』

「・・・・・!」


わたしは上手い具合に刑部さんの腰の辺りに(他意はないよホントに)抱きついた。
ホラ、なんだかんだいい人なんだよこの人。


「主・・・。」


「――――――――待てラム!!」


バッターンと集会所の椅子をなぎ倒し現れたのは石田三成。


「何をしている!刑部から離れろ!!今すぐ離れなければ今度こそ貴様を斬滅するぞ!!!」

「あら、石田君ちのシャイボーイじゃないか。いいじゃん抱きつくくらい。」

「よくない!!刑部を襲うな!!」

「誰が襲うかァァァ!!つか襲ってないわァァァァァ!!」

ぎゃあぎゃあと、いつもの口論というか喧嘩というかじゃれあいが始まった。
その傍で刑部さんが小さな声でつぶやいたのが聞こえたような気がした。


「我が礼を言われるとはな・・・・。」



★あとがき☆
大谷さんはこんな感じ。
ただしギャグのときに限る。
ちなみに最後のはストーリー要素を少し入れてみた結果。

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